研修の目的は人材育成です。人材育成の対象は2つあります。
- タイ国内の関係職員の人材育成です。中央と地方の農業経済局職員及び調査員を対象に、統計データの収集、情報通信網、そして経済分析の各分野で研修を行い技術・知識の向上を図ります。
- 上記分野での研修講師の育成です。研修講師の育成には、2つの方向があります。
- ASEAN各国から来る研修生に講義できる人材の育成です。当プロジェクトの専門家がカウンターパートに移転した技術を更にアセアン諸国に移転をしていきます。彼らの意欲の高さにはすばらしいものがあります。
- タイ国内で教授できる人材育成です。中央職員の内に農業統計や情報通信の分野を教えることができるような人材育成、そして各地方事務所の職員が委託調査員に統計データ収集法を教えることができるような人材育成です。
次に研修の1コマを2例紹介します。キャッサバ坪刈りのデータ入力研修
カウンターパートが、キャッサバ坪刈り調査結果入力ソフトの使い方を地方事務所職員に研修 しました。このようなソフトの導入によって、今後、地方で統計情報処理が可能になり、統計データの公表時間が短縮できると期待されます。
米坪刈り調査研修
2004年5月上旬にお米の坪刈り研修が農業情報センター職員と9地方事務所職員を対象に2泊3日で講義・実習・発表を組み合わせた研修を開催しました。(ピサノローク及びスパンブリ)
受講者の理解を深めるために、ビデオによるプレゼンテーションや参加型研修も取り入れました。
研修のアンケート結果には、実習はハードワークだったという意見もありましたが、全員が研修内容は充実し満足した、との回答が寄せられました。
この農業情報センター職員による地方事務所職員への研修以降に、主要5作物(米、キャッサバ、サトウキビ、大豆、トウモロコシ)の調査は、地方職員が委託調査員に指導していく体制が整い、実施されています。フォトギャラリーをご覧下さい。


